世界にはとても珍しい血液がある。
その名も『黄金の血(ゴールデンブラッド)』
血液型は赤血球の表面にある抗原で決定されるのだが、この黄金の血液は一般的には全ての血液が持つRhという抗原を一つも持たない世界で最も珍しい血液型となる。
Rh抗原を持たないという事で『Rh null型』という。
この血液型は、世界でたった43人しか存在しない。
そしてこの血液、だれにでも輸血可能な万能血液なのである。
医療の世界からはとても貴重な、神様のような血液なのだが、
逆にRh null型の人が輸血を受けるには同じ血液が必要なので、輸血を受けるのは絶望的なのだ。
『黄金の血(ゴールデンブラッド)』等ともてはやされているが、当事者としてはたまったものじゃない。
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